小児科

小児科

小児科とは

小児科とは、子供の身体的もしくは精神的な病気に対して診療を行い、健やかな成長や発達をサポートする診療科のことです。
成人の場合、肺なら呼吸器内科、心臓なら循環器内科と病気によって受診する診療科が振り分けられますが、小児科の場合は子供の体全体を診療する必要があります。

特に小さい子供の場合、自分の置かれている状況や症状を言語化することが苦手であり、その原因は御両親でも気付きにくいため、小児科医が子供の健康のプロフェッショナルとして健康に導いてあげる必要があります。
小児科と内科の明確な境界はありませんが、一般的には多くのクリニックや病院で中学生までを小児科、高校生以上を内科が診療しています。
明らかな症状がある場合はもちろん、何か普段と違って元気がない、様子がおかしいといった症状の場合にも、まずは小児科に受診して頂ければと思います。

このような症状はありませんか?

このような症状はありませんか?
子供は大人よりも体調を崩しやすいため、下記のような症状があればお気軽にご相談ください。
  • 熱がある
  • 頭が痛い
  • 鼻水や鼻詰まり
  • 喉が痛い
  • 咳や痰が出る
  • ゼーゼーする
  • 呼吸が苦しい
  • お腹が痛い
  • 下痢や嘔気嘔吐がある
  • 便秘がある
  • 尿の色がおかしい
  • 肌の色が悪い
  • 機嫌が悪い
  • ぐったりしている
  • 元気がない
  • 顔が腫れている
  • 湿疹ができている
  • 痙攣している

一般内科の主な診療内容

一般内科の主な診療内容

01乳児健診

乳児健診は正式には「乳幼児健康診査」と呼ばれ、生後間もない赤ちゃんの健康保持及び増進を図ることを目的とし、発育・栄養状態の確認、先天的な病気の早期発見、予防接種の時期や種類の確認など、必要な項目を定期的にチェックする健診のことです。
また、ご両親にとっても普段気になっていることを小児科医や保健師に相談する良い機会になっており、育児における不安や悩みを緩和する場所でもあります。

住んでいる自治体によっても健診時期は異なりますが、各務原市では4ヶ月児、11ヶ月児、1歳6ヶ月児、3歳児を対象に乳児健診が行われています。
また当院では、そのほかの時期の乳幼児健診、もしくは幼稚園・小学校・中学校入学前健診なども行っています。

予防接種

02予防接種

当院で実施している予防接種は下記の通りです。
  • B型肝炎ワクチン(小児、成人)
  • ロタウイルスワクチン
  • ヒブワクチン
  • 肺炎球菌ワクチン(小児、高齢者)
  • 水痘ワクチン
  • 帯状疱疹ワクチン(従来のワクチンに加え、成人にはシングリックスも可能)
  • おたふくかぜワクチン
  • インフルエンザワクチン
  • 新型コロナワクチン
  • 2種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)
  • 4種混合ワクチン(ポリオ、ジフテリア、破傷風、百日咳)
  • MRワクチン(風疹、麻疹)
  • 日本脳炎ワクチン
  • HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン
  • ジフテリアワクチン
  • 結核(BCG)ワクチン
神経

03神経

小児科領域における神経系疾患は、主に痙攣や運動、知能、感覚などの異常を認め、脳や神経、筋肉を詳細に評価する必要があります。
主な疾患としては、自閉症や発達障害、ADHD、学習障害、てんかん、チック症、重症筋無力症などが挙げられます。
循環器

04循環器

小児科領域における循環器系疾患としては、心臓のリズムが正常でなくなる不整脈や、心臓の構造に奇形があり正常な循環動態が得られない先天性心疾患などが挙げられます。
どちらも重症化すると心不全になり、正常な発達や成長が得られなくなることがあります。
また川崎病では心臓の血管に異常を来し、心筋梗塞などのリスクを増加させてしまうため注意が必要です。
アレルギー

05アレルギー

アレルギー反応とは、なんらかの物質に自身の免疫が過剰反応を引き起こし、かゆみや炎症、浮腫をきたすことで様々な症状を引き起こす病気です。
小児の罹患しやすいアレルギー疾患としては、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、花粉症、食物アレルギーなどが挙げられます。

お問い合わせはこちら

少しでも症状を感じた際はお気軽にご相談ください。
  • 058-372-8007
診療時間
9:00~12:00 ×
16:00~19:00 × × ×