神経免疫疾患と聞いてもピンとこないとは思いますが、近年では新しい薬がたくさん出てきており、適切な診断と治療がさらに重要となってきている疾患です。
免疫は細菌やウィルスなどの異物を攻撃する作用を持っていますが、時に誤って、自分自身を攻撃してしまうことがあります。
肝臓を攻撃すれば、自己免疫性肝炎となりますし、肺を攻撃すれば自己免疫性肺炎となります。
脳や末梢神経を攻撃した場合、神経免疫疾患と言い、代表的なものとして下記のようなものがあります。
いずれもステロイドや免疫抑制剤、免疫グロブリンなど免疫を調節する薬で治療を行っていきます。