脳動静脈奇形｜各務原市で脳血管障害にお悩みならふせや内科小児科へ

脳動静脈奇形

脳動静脈奇形はその名の通り、血管の異常です。

生まれつきの血管の異常ですが、成人になったときに症状が出てくることも多いです。

通常は動脈→毛細血管→臓器や細胞→毛細血管→静脈といったように血流が流れ、酸素や栄養などを臓器に送っています。

脳動静脈奇形では動脈→静脈といったように動脈から静脈に直接つながっています。

静脈は動脈と違い、血管の壁が薄いため、動脈からの血流の圧に耐え切れず、出血をきたします。

出血を起こさないときも頭痛やてんかんの原因となることがあります。

治療としては手術で取り除く、ガンマナイフで焼き切る、血管内治療で詰めるなどの治療方法があります。

症状としても非典型的であり、CTやMRIで検査しないと見つけることは難しい疾患です。

少しでも症状を感じた際はお気軽にご相談ください。