くも膜下出血｜各務原市で脳血管障害にお悩みならふせや内科小児科へ

くも膜下出血

くも膜下出血は脳血管障害の中でも最も重篤な疾患となります。

1/3の方は亡くなり、1/3の方は重篤な後遺症をきたし、1/3の方は日常生活に復帰することができるといわれています。

症状としては頭痛が最も重要であり、突然起こる非常に強い頭痛が特徴です。あまりに頭痛が強すぎるため、失神することもあります。頭痛としてはよく、バットでたたかれたようなと形容されるほど強い痛みとなります。

基本的には突然発症の強い頭痛の場合は「くも膜下出血」か「脳動脈解離」を疑い、検査をしてく必要があります。

原因として最も多いのは脳動脈瘤の破裂です。予防のためには脳ドックで動脈瘤の有無を確認する必要があります。動脈瘤には家族歴があるとされており、くも膜下出血の家族歴がある方は検査をした方がいいかもしれません。

大きさによりリスクが異なるので、大きい場合は手術を考慮しますし、小さい場合でも、経時的にフォローを行い、大きくなるようなら手術を考慮することとなります。

その他の原因としては動脈解離があり、動脈が避けて、血液が漏れ出ることがあります。

いずれにせよ重篤な疾患であり、速やかに検査を行い、治療を進めていく必要があります。

少しでも症状を感じた際はお気軽にご相談ください。