血管性パーキンソニズムとは脳梗塞や脳出血が原因となるパーキンソン症候群です。
ドパミンを放出する基底核が脳梗塞などにより障害を受けるとパーキンソン症候群の症状をきたします。
特徴としては下記のものがあげられます。
- 歩行障害(小刻み歩行、転びやすい)などの症状がメインであり、上肢の症状は乏しい
- 歩行がパーキンソニズムと異なり、開脚位となる
- あまり進行しない
- 抗パーキンソン病薬が効きにくい
診断には症状とMRIでの画像所見を組み合わせて考えることが重要ですので、専門医に相談をしていただきたいと思います。