三叉神経が興奮することで顔面に痛みが出現します。
かなりの激痛であり、医療用のハンマーなどでたたくと痛みが誘発されます。
後頭部で脳の血管が三叉神経に接していることがあり、血管の拍動により三叉神経に刺激をきたすることで痛みが出ることがあります。脳腫瘍などによる圧迫のこともあります。
治療としては手術にて血管と神経を分離することはできますが、最近は内服薬で管理できることが多いので、あまり手術まではすることは亡くなってきています。
治療薬としては抗てんかん薬である「テグレトール」、神経痛に対し使われる「リリカ」「タリージェ」などが使われることが多いです。
漢方薬としては「立効散」や「芍薬甘草湯」などの痛み止めが使われることもあります。