頭の疲れはグルタミン酸のせい?
勉強をしたり、仕事をしたときに頭が疲れ、頭が回らなくなることを経験したことは誰でもあると思います。
脳は大量のブドウ糖を消費するので、エネルギーが枯渇して、脳が疲れてしまうのではないかとされていました。
しかし、「旨み」の成分とされている「グルタミン酸」が影響しているのではないかと学説が提唱されています。
「グルタミン酸」は体内で生成されるアミノ酸の一種で、リラックスに関連すると言われている、「GABA」を作ることもできます。
最近の研究では、難解な課題を与え、脳が疲れたときに、脳に「グルタミン酸」が大量に蓄積されていることが確認できたようです。
また睡眠により、「グルタミン酸」がシナプスから取り除かれているようです。
また脳の疲れの原因が「グルタミン酸」と決まったわけではありませんが、脳内からグルタミン酸を取り除く薬などが出れば、
勉強や仕事などがはかどるようになる日が来るかもしれません。