ビタミンB12と認知症の関係は
ビタミンB12は生体内ではDNA合成に関わっており、生命に必須のものです。
特に神経にとって必要不可欠なものであり、ビタミンB欠乏により神経障害をきたしますし、神経を修復する際に大量にビタミンB12が使われます。
レバーなどの牛肉、豚肉、牛乳、鶏肉、卵、魚など様々なものの中に含まれているビタミンとなります。
ビタミンB12欠乏による認知症は昔から知られており、主に脳の神経細胞が障がいされることによって引き起こされます。
高齢になり、ビタミンの吸収が悪くなると起こるものです。
また胃癌などで胃切除術をされている方は数年経ってからビタミンB12欠乏症が出現することがあり、要注意となります。
ビタミンB12欠乏による認知症はビタミンB12を内服することがで改善することが期待できるので、認知症の検査ではよく調べる検査となります。