お知らせ・コラム

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睡眠剤で興奮性が増える?

睡眠剤のマイスリー(ゾルピデム)はよく使われる睡眠剤であり、処方されている方は多い印象があります。

発売当初、大量に使われておりましたが、夢遊病のような症状や記憶障害、易怒性などの副作用が出る人が一定の割合であり、自分はあまり処方しておりませんでした。
よく、高齢者の方が急におかしくなったので、認知症ではないかと紹介を受けていたものです。

今回の論文ではマイスリー(ゾルピデム)を使うことで、ネガティブで興奮性を起こす記憶が蔵虚数る可能性があると示唆するものとなります。
実験ではマイスリー(ゾルピデム)はネガティブで嫌な絵を特に記憶に刷り込むようになるようです。

易怒性のあるような方にはなかなか使いにくい薬なのかもしれません。

睡眠剤を使う時は注意が必要となります。


Zolpidem Maintains Memories for Negative Emotions Across a Night of Sleep :Affective Science volume 3, pages389–399 (2022)

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