あざ(皮下血腫)ができやすい?
皮下血腫ができやすい人がいます。
高齢者の方では皮下血腫ができやすいですし、ステロイドや血をサラサラにする薬などの出血を助長するような薬を飲んでいる人はより起きやすいです。
しかし、高齢者の方でも出来ない人は出来ないですし、血をサラサラにする薬を飲んでいても出来ない人はできません。
血管がもろくなっている、動脈硬化がある、皮下組織が脆弱など様々な要因があるかと思いますが、なかなか原因はわかりませんでした。
皮下血腫はそのうち自然に消失しますし、医学的にこれと言って治療方法もなく、手などをぶつけないようにと言うのですが、なかなか皮下血腫は収まりません。
皮下血腫は西洋医学的には治療方法はなく、出すとしたら血管の内皮細胞を強化し、出血をしにくくさせると言われている、「アドナ®」「ロトリガ®」などをとうよすることもありますが、あまり著効はしない印象があります。
最近良く使うのが、漢方薬になりますが、「黄連解毒湯」「桂枝茯苓丸」といったいわゆる駆瘀血剤です。
駆瘀血剤とは「瘀血=よどんだ血」を取り除くといったものであり、あざや下肢の静脈瘤などのうっ滞した血の流れをよくすると言われています。
シミ取りにも使うような薬となります。
たしかに駆瘀血剤を使うことであざが改善してくるような人はいる印象があります。
気になるような方は漢方を処方する医師に相談してみてもいいかもしれません。