お知らせ・コラム

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高血圧を放置による影響はあるのか?

高血圧は年齢とともに増えていく疾患であり、健康診断でも指摘されることが多い症状です。
健康診断で指摘をされますが、症状もなく、そのまま放置している方も多いのではないでしょうか。

高血圧が怖いのはこの症状がないというところです。
症状はないですが、血圧が高いため、常に血管に負担がかかってしまいます。
血管壁に負担がかかることで、徐々に血管が固くなってきてしまいます。いわゆる動脈硬化です。
実際に解剖をしてみるとわかるのですが、動脈硬化により血管が石灰化をおこし、石のように固くなっている人もいます。

動脈硬化を起こすと、脳梗塞や心筋梗塞、腎不全などの疾患を起こしやすくなります。
現在の降圧剤は、血管を緩ませ、血管の抵抗を下げることで血圧を低下させるものが多いです。
しかし、動脈硬化が進行すると血管を緩ませ、拡張することができなくなるために、降圧剤が効かなくなるのです。
動脈硬化が進行した状態での血圧の管理は難しく、たくさんの薬を使うことも多く認めます。

そのため高血圧の治療をするのは動脈硬化が出現する前の段階でしておかないといけません。
特に40、50、60代での血圧の管理が、高齢になったときの健康において、とても大事であると言われているのです。

血圧の管理においてはまずは運動と食事が重要です。
現在の血圧の薬は副作用の少ないものが多いので、運動や食事を頑張っても下がらない場合は早めに医師に相談をいただければと思います。

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