前頭側頭葉変性症は症状により以下の3つの型に分かれます。
反社会的な行動、毎日一緒のことを行う常同行動、病識の欠如などの症状が出現します。
介護者に負担をかける症状が多いですが、意外にも認知機能は保たれていることも多く認めます。
言葉を聞くことは可能ですが、なかなか出てこなくなります。
言葉の意味が分からなくなってきます。
このうちもっとも問題となるのは最初の前頭側頭型認知症です。
日常生活への対応、薬物治療など細心の注意を払いながら治療をしていかねばなりません。
抗うつ薬や漢方薬などを使って、感情の症状を抑えていくことが多いです。
アルツハイマー型認知症で使うようなアリセプトなどは易怒性を誘発する場合があり、使用はしないことが多いです。