器質的な原因による頭痛は医学用語では二次性頭痛といいます。
主にMRIなどの画像検査で診断を行っていきます。
原因としては下記のようなものがあります。
- 脳出血やくも膜下出血のような脳血管障害
- 髄膜炎や脳炎のような中枢神経の感染症
- 脳腫瘍などの占拠性病変
- 頭部外傷による頭痛
このようなものは速やかな処置が必要となることが多く、慎重に診断する必要があります。
その他にも下記のようなものもよくみられます。
- 緑内障などの眼科疾患による頭痛
- 中耳炎などの耳鼻科疾患による頭痛
- 虫歯・顎関節症などの歯科疾患による頭痛
頭痛とともに随伴する症状が大事となります。特に脳血管障害は速やかな診断と速やかな処置が必要ですので、頭痛の性状や経過をしっかりと伺うことが重要となります。