顔面けいれん

顔面けいれん

顔面けいれんはその名の通り、顔面が意図せずにぴくっと動く疾患です。
まぶたを中心に出ることが多く、時にまぶしさを伴うことがあります。
まぶただけの場合は眼瞼けいれんと言います。

ぴくぴくと動いていても本人が気にしなければ治療する必要はありません。
しかし、ぴくぴくと動いており、どうしても気になって気になって仕方ないことがあります。
そのようなときは治療対象となります。

また、まぶたのびくつきに加えて、口や頬の動きがおかしくなった場合は「メージュ症候群」ということもありますが、臨床症状として顔面けいれんとの明らかな違いはありません。

治療としてはボツリヌス毒素を動いている筋肉に注射する治療が最も効果的であり、一回の注射にて3か月から半年ほどは不随意運動をおさえることができます。効果が切れてきたら再度ボツリヌスの注射をすることになります。
当院ではボトックス治療も可能ですので、気になる方は相談をいただければと思います。

内服薬では不随意運動を抑える作用のある、リボトリール(ランドセン)という抗てんかん薬やアーテンと呼ばれる抗パーキンソン病薬を使うことが多いです。
人によっては抑肝散や抑肝散加陳皮半夏がとてもよく効くこともあります。

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