片頭痛の新しい治療法、デバイス(装置)療法に関して
片頭痛で頭が痛いときに、これまで日本では内服薬と注射しか選択肢はありませんでした。
しかし、海外ではデバイス治療を行うことができていました。
三国志の孫悟空のように額に装置を付け、装置から電流が流れることにより片頭痛の痛みを抑えるといった治療となります。
欧米では2014年ごろから使用することができるのですが、日本では使うことができていませんでした。
最近になり、沢井製薬が日本で初めて片頭痛の急性期治療のデバイスの承認申請を厚生労働省に提出しています。
もしこれが承認されると、今後の片頭痛治療はかなり変わってくると思います。
片頭痛治療で何よりも注意が必要なのが「薬物の使用過多による頭痛」です。
このデバイスを使うことで鎮痛薬を飲む回数が減らすことができるとしたら、「薬物の使用過多による頭痛」で苦しむことが減ってくるかもしれません。