脳梗塞後の痙縮の対応方法とは?
脳卒中の際には麻痺が見られます。
麻痺には2種類あり、手足がだらんとする「弛緩性麻痺」と手足が硬直する「痙縮性麻痺」に分かれます。
どちらの麻痺にせよ、もっとも重要な治療はリハビリとなります。
「弛緩性麻痺」の場合は装具や杖などを用いて、脱力した筋を支えるのが治療となります。
「痙縮性麻痺」の場合は、筋が固くなり、動かせなかったり、衣類の着脱が困難となりやすいです。
その場合はボトックス注射にて症状が改善させることができるかもしれません。
過緊張を起こしている筋にボツリヌス毒素を投与して、筋の緊張を取ります。
そうすると徐々に筋緊張が減り、リハビリが進むようになったり、介護量をへらすことができるようになります。
脳卒中後などで困っておられる方は医師に相談をしていただいたいです。