帯状疱疹

帯状疱疹

帯状疱疹では末梢神経障害をきたし、ぴりぴり、びりぴりとした痛みを伴うことを多く認めます。

幼少時期に水疱瘡にかかったときにヘルペスウイルスが体内の神経に住み着きます。
何年もたった後に、ストレスや体調不良などの際に再活性化し、帯状疱疹となって症状が出現します。

神経痛が先行する例、皮疹が先行する例、最後まで皮疹が出現せずに神経痛のみの例など様々あり、診断はなかなか難しいです。

原因不明の片側の神経痛の場合、帯状疱疹の可能性もあり、試しに抗ヘルペスウイルス薬を使うこともあります。

症状としては体の半側の皮疹+神経痛であり、感覚障害がメインで、運動麻痺まで出る例はかなりまれです。
神経痛は高度の例もあり、皮疹が改善後も消失しないこともあります。
神経痛は長引くと慢性疼痛となり、長期にわたり日常生活動作を阻害する要因となりますので、早期に適切に痛みのコントロールを図っていくことが必要です。
必要ならペインクリニックに紹介し、ブロック注射なども行う必要が出てきます。

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